先日小樽に遊びに行き、似鳥美術館にも行きました
友人がとあるイベントに出るのでその応援に行ってきました。イベントの時間までは余裕があったので小樽芸術村へ行ってきました。
似鳥美術館の美術品は素晴らしかった。有名な作家の絵画があって金額がなんとなく想像できてしまった。
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一緒に行った友人が「このコレクションは節税対策だね」と言い「ふーん」とその時は思っただけだったけど、節税しないでコレ、一枚くらい売り払って従業員さんへのコロナボーナスにしたらいいんじゃないの?と後日思ってしまった。 このコロナ禍でも休めないニトリの従業員さんのツイートを一時期よく見かけたし、4月後半にはこんな記事も出ていた。
今年の夏は北海道でもすごく暑くて暑くて、COOLのマークが描かれたニトリのシーツが良いよと聞き、買いに行ってみた。探したのだけど無くて結局お取り寄せになったがそのカウンターでも結構待たされた。
そういえばニトリってすごくフロアが広いけどとても少ない従業員さんで回している印象があるし、実際別の日に照明を買いに行ったらなかなか従業員さんがつかまらず、目的の商品を探すのにとても時間がかかってしまった。
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そして今日、あるものをアマゾンで探していたら、こんなのを見つけてしまいました。
Amazon.co.jp : 無印良品 アルミ角型ハンガー 大・64ピンチ/約幅68×奥行45cm 02578381 : ホーム&キッチン
あれれ?これ数年前の引っ越しですごく良く似たものをニトリで購入したわ。
って検索したら出たのがこれ。
アルミ角ハンガー(52ピンチ)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販
洗濯ばさみの数が12個違うだけで1100円以上ニトリの方が安い。
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何が言いたいかというと薄利多売で儲かってもコロナ禍で働く従業員さんに還元されず、節税で美術館に流れて行ってしまうのか…とちょっと切なく思ってしまったこと。
薄利多売について家人に話してみたところ
「従業員に還元するより節税対策に回した方がいいんだよね、だって今年、コロナ手当なんて出してみろよ、来年だってもしも手当をくれって言われたらどうする?もし来年の業績が悪かったら出せなくなるでしょ、従業員に還元するより美術品で節税対策した方が良いって判断なんだよ」
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夫とこの話をしながら思い出した。
昔、とある超大型有名飲食チェーンでアルバイトとして働いていた時、社員の代わりに社員の仕事をするマネージャーの肩書を持った主婦パートさんに時給を聞いてみたことがあった。その年は法律が変わって時給が少し上がったからだ。聞いてみて椅子から落ちそうなくらいビックリした、学生や入ったばかりの新人アルバイトとそうそう変わりがないからだった。その人は同じお店で15年も働いていてローンもあって生活が苦しいような話をしていた。
正社員と仕事の中味がほとんど変わらず残業までしているのに、ナニその時給?と本当に驚いた。
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私が今働いているバイト先は比較的時給が良いのと、インセンティブもあるし(たくさん働いたらその分のお手当てが出る)、コロナが始まった時は2か月間だけコロナ手当が出た。今の職場はすごく従業員に対して親切なので、ついつい、昔の薄利多売なバイト先を思い出してしまう。
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結論から言うと働く側も賢くならないといけないということね。安く働きこき使われるのは自分で自分を大切にしていないということになりますからね。