皆がこうしているし私もこうしているからあなたも一緒に
子育てしているとあることなんだが「同じにしよう」と求められることが多い。小さいことを言えば鞄等の持ち物から始まって、習い事も休日の過ごし方にまで「一緒に」を求められる。
最初はものすごく我慢していたが長男が小学校高学年になるあたりから限界が来た。
三男のクラスの女の子の母親がなぜか私の家に来たがった。もちろん一度も家にはあげなかったし、その人はうわさ話が大好きで家にご近所のママ達を集めては噂話ばかりしていた人で、そういうことに巻き込まれるのがとても嫌だった。
自宅が学区の境目にあったので我が家の息子たちは隣の学区の中学へ進んだ。小学校が一緒だった子達とは別々になった。この時心底ホッとした。特に三男の同級生のママと離れたのはとてもありがたかった。
なぜあんなに四六時中他人とべったりしていられるのか気持ちもわからないし、他人の事について話ばかりしていたことが、いまだに理解できない。私の様な自分の時間が無いのは耐えられない人間にはべったりしたがる人は無理でした。
Amazon.co.jp: 同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか (講談社現代新書) eBook: 鴻上尚史, 佐藤直樹: Kindleストア
誰かと一緒にいないと不安になりすぎる人達
長男の同級生の女の子のママでとにかく誰かと常に一緒にいたがる人がいた。人懐っこいとかそういうレベルではない。そのママの住んでいるアパートの他の住人の部屋に、そのママは子供を連れて夜まで入り浸りだった。
離婚をし実家のある函館へ引っ越していったのだが、私のところへ毎日毎日電話が来た。ひどい時は2時間おきに、子供が熱があるからと断っても断っても断っても、かけてきた。最後は我慢がならず怒鳴りつけたら、それ以降一切連絡が来なくなり、生活が静かになった。
そのママは結局精神科に罹ったそうだが、病気になった事はかわいそうでも私の生活の方が大切だし、私は医者ではないので何ともしようがない。
このコロナ禍で、あのママ達もこのママも不安で不安でとにかく右へ倣えをしているんだろうなと思う。自分自身の生活や仕事のスタイルによって自分の頭で考えて柔軟に対応すればいいのだけど、きっと病的に不安に陥っているんだろうな、なんて思う。
他人の事柄に過剰に踏み込んでいったり、わざわざトラブルを集めたり、不安を自分から作り出すような行動をとる人とはできる限り時間を一緒に過ごしたくないものです。
ちょっと違うけどセレトニンについて書かれている記事を見つけたので置いておきます。
セロトニントランスポーター遺伝子とは。日本人に不安症や心配性が多いわけ。 | Exist