3人の息子の自立
まぁ、私は子供たちが自立するように育てることに一生懸命でした。息子のうちのひとりが6月に引っ越すことに決め、7月に引っ越し先を見つけ、8月から新しい場所で生活しています。生活用品と家電は、以前義父が新品で買っていたものでしたが、残念ながら義父が亡くなってしまい、処分するには新しすぎて勿体なく義実家に残っていたものを譲ってもらいました。運搬料は掛かりましたが運んできました。
私は、自立が経済的な面だけでなく、日常生活にも必要だと考えています。自立した息子達は、長男が「実習で学校に包丁を使えないやつがいてビックリした」と話すように、さまざまなスキルを身につけています。また、一番下の息子は大学生で、家賃は自分で払っていますが、学校に通いながらアルバイトをして生活費を稼いでいるようです。
子供たちが自立してくれることは、私たちにとって大きな助けになっています。
子育てのゴールは、子供達が自分で生きていけるようになることだけど、実際にはもっと大切なことがあると思う。私が子供達に願うのは、自分達で人生を切り拓き、自分の能力を最大限に発揮できるようになってほしいってこと。だって、自分で選んだ人生を生きて、やりたいことをやって、自分の才能を発揮することが、本当の幸せだから。
古い考え方から脱皮する
ある知人が離婚した際、離婚した相手はモラハラで元夫の実家は、舅が酷い男尊女卑思考で自分のことは自分で出来ず家事もせず、姑を奴隷のように乱暴に扱っていたのを見たそうです。私は、そうした生活力を身につけさせるチャンスの無い家庭環境と、生活力の無い古い男性の考え方、江戸時代以来変わらない男性の考え方が、未婚率の上昇や少子化に大きな影響を与えていると考えています。
息子達にはこんな古いカビの生えた時代錯誤の考え方をする社会人になって欲しくない。
私は、子供たちが自立し、社会人として成長することを心から願っている。
先日隣の席がたまたま20代男子で(座席が毎日毎日変わり出勤してみないとどこに座るかわからないシステム)、その20代男子、フットワークが軽く付き合いの良い子で女性だらけの飲み会にひとりで参加したりする。ふと、
「女性ばかりの飲み会、嫌じゃないの?年齢層も君から見ればオバチャン多めだし?」と聞いてみたところ、
「いや、楽しいっス。新しい話(噂話、流行の話)や(変わった人や困った人の)愚痴とか〝今〟〝現在〟の話をたくさんするから楽しいっスよ」
「じゃあさ、男性の飲み会とかは行かないの?そっちの方が楽しいんじゃないの?」
「クッッッッソ楽しくないっスね。だってオッさんって、過去の自慢話とか何十年前の武勇伝ばっかり話すんですよ。面白くも何ともないっス」
大昔の武勇伝を「わぁすごーーーーい」と持ち上げて聞いてくれるのは、高いお金を払い、煌びやかでメイクもばっちりしているお姉さんがいるお店でしてくればよいと思う。あのお姉さんたちはそれでお金を稼いでいるのだから。
「一般的に女性とは、男性をチヤホヤしてくれてヨシヨシしてくれ、身の回りの世話を焼いてくれ、ママや保育園の先生の様に騒いで喚けば言う事を聞いてくれ、それは当然だ」と思っている男性なら、自分は古いカビの生えた時代錯誤の考え方なんだなと自覚した方が良いかもしれない。
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